「相手を褒めてあげたい」

あなたはどんな時にそう思いますか?

 

たいていの場合、相手が何かを成し遂げた時や、何かの役に立ってくれたときなど、結果や成果に対してではないでしょうか?

 

しかし、それでは、相手を褒める機会がなかなかやってきません。

 

今回は、相手を無理に褒めよう!と思わなくても、普段の日常から「褒めること」と、同等の価値がある言葉の伝え方を学びましょう!


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同じ相手を毎日褒めるのは難しい

以前の記事 「相手に謙遜されない褒め方をしよう!初めは外側から褒める!」では、まず外側から褒めることをご紹介しましたね。

ですが、たまに会う相手ならば良いのですが、毎日会う相手に「その時計かっこいいね」と毎回、褒めることはできません。

 

また、 「相手の世界」ではなく「私の世界」の視点から褒める」の記事では、私の世界からの視点で心に残る言葉を伝える方法をご紹介しました。

しかし、この方法も毎日会う相手に「あなたといると楽しい!」と毎回、伝えるのも不自然になってきます。

 

このように、毎日会う同じ相手に対しては「褒めること」が、難しくなってきますよね。

 

ですが、毎日顔を見合わせる家族とでも、上手にコミュニケーションをとっている人達はたくさんおられます。

 

ではその人達はどのようにしてお互いを「褒めること」、つまり、承認しあっているのでしょうか?

毎日会う同じ相手だからこそ自然な感じで

まずは、

「相手を褒めよう!」

この気持ちをいったん脇に置きましょう。

 

なぜなら、「褒めよう!」が「褒めてあげなきゃ!」になると、そこに無理が生まれてしまい、真実味が減ってしまうからです。

 

とくに、毎日、顔を見合わせる家族や職場、学校の同じメンバーには、毎日一緒だからこそ自然さがとても大切。

 

 

松山くん松山くん

じゃ、どうやったら毎日、自然な感じで褒めれるの?

 

 

うさきち先生うさきち先生

キミが相手を見たそのままを伝えればいいんだよ

 

 

松山くん松山くん

え?相手を見たそのまま?

 

 

うさきち先生の言う、「キミが相手を見たそのままを伝える」とは、どういうことなのでしょうか?

誰でも影では努力している

人は特別、褒められるようなことをしていなくても、普段から誰でも頑張って生きています。

 

何かを成し遂げなくても、目に見えて役に立つことをしなくても、本人のスタンスに立ってみれば・・

 

6

これでも、自分なりにいつも努力しているんだけどな・・

 

このように、他の人から見れば、「当たり前」、「普通のこと」と思うようなことでも、人にとっては努力していることがけっこうあるものなのです。

 

しかし、そのほとんどは、些細なことであり、毎日、顔を見合わせている関係だからこそわかること。

 

ですが、「灯台もと暗し」という、ことわざがあるように・・

毎日近くにいて一緒に過ごす関係だからこそ、見ているつもりになり、気がつかないことが多くあるのです。


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見たまま、感じたままを伝えよう」!

褒める=承認する

でしたよね。

 

まず、基本として、挨拶は毎日一緒に過ごす相手でも毎回できる承認なので必ずしましょう。

おはよう、おやすみ、などの挨拶は毎日毎回きちんと伝えてください。

 

そして、次に相手を見たまま、感じたままも頻繁に伝えてみましょう

 

※たとえば相手が朝早く起きてきた時・・

 

友達

おはよう!

 

 

うさきち先生うさきち先生

見たままを伝えてごらん

 

松山くん松山くん

今朝は早起きだね

 

 

 

※たとえば、相手が疲れて帰ってきた時・・

 

友達

ただいま~

 

 

うさきち先生うさきち先生

感じたままを伝えてごらん

 

堀内さん堀内さん

疲れているね、ご苦労様

 

 

このように、特別な褒め言葉でなくても良いのです。

 

「あなたの毎日の日常を知っているよ、きちんと気付いているよ」

 

このことを毎回伝えるだけで十分なのです。

 

それは、相手を見たまま、感じたままでいいので、考える必要もなく、毎回頻繁に伝えれることができるのです。

相手をしっかり観察しよう!

このように、相手の毎日の変化に気付くことができるためには、必ず、日々の観察が必要です

そうでなければ、

 

今朝はいつもより早起きなのか?

今日はいつもより疲れているのか?

 

このような相手の違いに気付くことができないからです。

 

さらに、ほんの些細な仕草から、変化に気付けるようになるには、日頃からしっかりと相手を見つめていなければいけません。

 

旦那さん、奥さん、子供、お父さん、お母さん、友達、仕事仲間・・

毎日一緒に過ごす相手だからこそ、しっかりと見つめていないと気付かないことがたくさんあるのです。

 

関心があることを言葉で伝えよう!

「見たまま、感じたまま」を、伝えるだけで、このように相手を承認したことになります。

 

褒める=承認する

なのですから・・

それで褒めたことと同じ意味合いになるのです。

 

褒めよう!とするから、難しくなるだけであり、このように、見たまま、感じたままなら毎回できますよね。

 

それはつまり・・

 

堀内さん堀内さん

私はあなたに関心があるよ

 

と、毎日、相手に伝えていることになるのです。

 

それは、たとえ些細なことであっても毎日積み重ねていけば、大きな信頼を築くことができる最高の褒め言葉。

 

ぜひ、褒めてあげたい相手を毎日しっかりと観察してみてください。

 

すべてはそこから始まります・・

 

今日あなたは、旦那さん、奥さん、子供、お父さん、お母さん、友達、仕事仲間・・

毎日顔を見合わせる大切な人達を、しっかりと見ていますか?

 

見たまま、感じたままを言葉にすることで

相手と大きな信頼を築くことができる