コミュ障だと思っているあなたはどうしてそう思うようになったのでしょうか?
なかには、「他人からコミュ障だと指摘された!」という人もいるかもしれません。
しかし、
たいがいは、あなた自身で、
「自分はコミュ障なんだ」
と、思っていないでしょうか?
ですが、自分のイメージはいくらでも描き変えることができるのです!
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本当の自己紹介とは
社会では自己紹介をしなければならない場面があるものです。
そこで、あなたはどのように周りに自分を紹介するでしょうか?
私は●●大学を卒業しました。そして●●会社の●●課で働いています
この松山くんのような自己紹介をされる方が多いと思います。
でも、これって肩書きですよね?
肩書きはあなたに付属しているものであり、あなた自身ではないはず。
コミュニケーションは自分をわかっていることが大前提。
しかし、意外と私たちは自分のことはわかっていないものなのです。
それに、あなたが、「自分はコミュ障だ」と思っていることだって本当のことなのか定かではありません。
そこで、もう一度、「自分はどんな人間なのだろうか?」
それを、じっくり考えてみましょう。
どの高校を卒業して、どの会社に入社して・・などの肩書きではなく、
「本当のあなた自身」をです。
なぜなら、より良いコミュニケーションをとるためには、まず、「自分のことがしっかりわかっている」ということが必要だからです。
人は悪いことにフォーカスしてしまう
人は誰でも「良いこと」よりも「悪いこと」の方に注目する傾向があります。
それは世の中を見渡してもわかります。
たとえば、テレビで流される情報の種類。
良い出来事よりも、悪い出来事のニュースの方が圧倒的に多いと思いませんか?
ですが、そのまま間に受けて、
「嫌な世の中になったな」
と思ってはいけません。
なぜなら、事実は報道されないだけであり、同じように良いこともたくさん起こっているからです。
では、インターネットの世界はどうでしょうか?
よく、「炎上」という騒ぎが起こりますが、これも良い出来事よりも、悪い出来事、つまり、誰かが起こした悪い言動の方に過敏に反応しやすい一面が現れているからでしょう。
インターネットでは誰かを批難する人で溢れていますが、実は「批難も賛成もしていない中立な人」が大半なのです。
このように、私たちは物事の一部分だけを見て全体を判断してしまう傾向があるのです。
それは自分自身に対しても同じこと。
私たちは自分の良い部分よりも悪い部分にフォーカスしてしまうクセがあります。
それは、あなたが自分をコミュ障だと思っていることもあてはまるかもしれません。
もしかしたら、「指先をちょっとケガしているだけなのに、体中が不健康なんだ」と思い込んでいるだけかもしれないのです。
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「肖像画」を確認
では、自分の全体像をしっかりと確認してみましょう。
人は、生まれてから、すこしずつ「自分はこんな人間だ」と思いながら肖像画を描いてきました。
たとえば、「私は走るのが人より速いな」、「僕はどうも理数系は苦手だな」
そして、
「自分はどうも人付き合いが下手だ、コミュ障なんだな」
このように、コミュ障であることも、自分の絵筆を使って肖像画に描いてきたと思います。
ですが、たとえ本当にあなたがコミュ障であってもそれは全体像のほんの一部分でしかありません。
もっと他の部分も探ってみましょう。
客観的に見るためにも以下の項目で考えてみてください。
■自分のタイプ
■自分の主な性能
■自分の主なエネルギー源
このような項目で自分を探っていくと少しずつ「現時点で自分が描いている肖像画」が見えてくるはずです。
「肖像画」を希望通りに描きかえる
「現時点で自分が描いている肖像画」を確認することができましたね。
では、次に以下の項目でも考えてみましょう。
■自分の使用上の注意点
■自分が故障かな?と思ったら
■自分の今後のアップデート予定
これらの項目はあなたの現時点の肖像画を、「なりたい未来の肖像画」に描き変えることができる事柄になります。
たとえば、使用上の注意点で、
「人前に出ると疲れやすいのでしっかりとエネルギーを補給する」とあれば、その通りに描き加えることで肖像画の内容が変わっていくでしょう。
さらに、今後のアップデート予定で、
「●●ができる機能がアップデートされる」とあれば、その通りに描き加えてみてください。
このようにしていけば、
「現時点の肖像画」
「なりたい未来の肖像画」
に、描き変えていくことが可能なのです。
肖像画を見つめて描き変えていく!
良い関係を築き、社会で上手に自分の能力を発揮している人っていますよね。
それは、必ず、自分自身の絵である「肖像画」をしっかり見つめている人です。
あなたがもし、現時点で、自分の絵である「肖像画」が気にいらなければ、ドンドン筆を加えて描き変えていきましょう。
誰もが、その絵筆をもっているのです。
そして、その絵筆を使えるのはあなた自身のみ。
他人がいくら外側からあなたのイメージを描こうとしても、筆を加えることはできません。
影響を与えることができても、実際に肖像画に筆を入れているのは自分自身なのです。
だからこそ、自分が認めたくない部分、嫌いな部分があれば、目を背けないで描き直してみてください。
ここでいう絵筆とは「想像する力」のことです。
「なりたい未来の肖像画」を、想像という絵筆で思い描きましょう。
それを繰り返し、繰り返し、行ってみてください。
徐々に少しずつ、自分のリアルのイメージも変わっていくでしょう。
そして・・
それができるのは世界中にあなた一人だけなのです!
自分だけが使える絵筆で
「なりたい未来の肖像画」に描き直そう!