前回の記事で、自分のことをしっかり知るために、まず「肖像画」を描いてみましょう!とご紹介しました。
(記事参照:自分のイメージは描き変えることができる!)
しかし、実際は、自分だけの認識だけでは正確な肖像画はうまく描けません。
つまり、あなたが「自分はコミュ障だ」と描いている肖像画も、じつは間違っているかもしれないのです。
では今回は、前回の記事の続編として、このことをさらに詳しく学んでいきましょう!
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自分の姿は映し出す必要がある
人が生まれてから死ぬまで、離れることなく、ずっと一緒にいるのは自分自身ですよね。
しかし、意外とわかっていないのが「そんな自分の姿」。
どうしてでしょうか?
それは確認するための鏡がどうしても必要だからです。
たとえば、私たちが身だしなみを整える時は、鏡に映してチェックしますよね。
それと同じように心も鏡に映し出す必要があるのです。
え?鏡に心なんて映らないよ?
大丈夫。心を映す鏡はキミの周りにたくさんあるよ
え?どこに?
では、うさきち先生の言う、「心を映す鏡」とはどこにあるのでしょうか?
「他人は自分の鏡」
「他人は自分の鏡」という言葉がありますよね。
そうです。
唯一、心を映し出せる鏡が、あなたの周りにいる「他人」なのです。
この世の中に自分ひとりだけでなく、他人がいるのは、「自分を知るため」と言っても良いでしょう。
では、もしも自分しかいない世界だったら、どうですか?
それはまるで鳥かごに閉じ込められているようなもの。
自分の言動に対して、反応してくれる他人がいないということは・・
「自分自身と出会う機会がない」
ということでもあるのです。
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自分の周りの人とは繋がっている
ここで少し、自分と他人との原点について考えてみましょう。
見た目には、自分と他人は分かれている肉体をもっているので孤立した存在に見えますよね。
しかし、そうではありません。
私たちの体や心はつねに音を発し、そして振動しています。
音叉という楽器をチューニングする器具がありますが、それを使って詳しく考えてみましょう。
音が発する振動には高低があります。
そこで同じ音を振動させた場合には「共鳴現象」というものがおきるのです。
では、箱がついた音叉をふたつ並べて実験してみましょう。
音叉はAの音が出るようになっています。
そこで、片方の音叉を叩いてみましょう。
すると、叩いていない隣の音叉も振動するのです。
これはどういうことでしょうか?
つまり・・・
「同じ振動数のものは共鳴しあう」
ということは・・
自分が発している同じ振動数の人を引き寄せているということ。
ですから、今、あなたの周りに集まっている人たちは、共鳴の結果、あなた自身が引き寄せたということになります。
他人という鏡を素直に見つめてみよう
あなたの近くには、少なからず嫌いな人物が存在するでしょう。
しかし・・
そこで、嫌いな人物と自分を切り離してはいけません。
「あなたの近くにいる」ということは少なからず、あなたの心の一部分が共鳴して引き寄せた結果だからです。
また、あなたがその人物を嫌いだと思う理由も、自分自身が嫌っている内面を見せられているからでしょう。
ですが、ここで、逃げないでください。
誰でも、自分の嫌いな部分を見せられるのは辛いですよね。
しかし、あなたは自分の乱れた服装をなおす時、どうしていますか?
鏡を見ながら、自分で服装をなおしますよね。
つまり、あなたの身近にいる人は、あなたの心を映し出してくれる大切な鏡。
素直な心で自分の身近にいる人を見つめてみてください。
そうすれば、あなたの身近にいる人はじつに様々なあなたを映し出してくれます。
あなたは鏡に映る自分を見つめ、心を知ることで、本当の自分に気づくことができるでしょう。
鏡は、悪い部分だけでなく、良い部分も映し出してくれます。
もしかしたら、「自分はコミュ障だ」と思っているあなたの姿・・・
それも、他人という鏡に映せば間違っているかもしれませんよ。
正確な肖像画を描こう!
前回の記事では、「なりたい未来の肖像画」を描いて、イメージを描き変えよう!とご紹介しました。
(記事参照:自分のイメージは描き変えることができる!)
しかし、実際、肖像画を描くときは、絵筆や絵の具だけでは描けません。
それでは、どうしても「ボンヤリとした自分の姿」になってしまうからです。
そこで、正確なクッキリとした肖像画を描くためには、必ず鏡を用意しますよね。
それと同じように、「現時点の肖像画」を正確にクッキリと描くためにも、鏡が必須なのです。
「現時点の肖像画」を正確に描けていなければ、「なりたい未来の肖像画」もクッキリと描けません。
そこで、自分の身近にいる「他人という鏡」を見つめましょう。
鏡はひとつだけよりも、たくさんあった方がより正確な肖像画を描くことができます。
つまり、色んな角度から、あなたを映し出してくれるから。
とくに、あなたが嫌っている人こそ、大切な鏡です。
そこにはあなたが修正すべき部分が映し出されているでしょう。
まさに、「他人は自分の鏡」
ぜひ、素直な心で「他人という鏡」を見つめ、正確な肖像画を描いてみてください。
他人という鏡を見つめて
自分の姿を知ろう!