笑顔はコミュニケーションに絶対に必要だと言われていますよね。
どんなにおしゃべり上手になれても笑顔がなければ人間関係はうまく運びません。
それほど笑顔は私たちが思っている以上に重要なことなのです。
では、あらためて、その理由を深くみていきましょう!
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誰もがもっているパーソナルゾーン
私たちは誰でも自分のパーソナルゾーンというものを無意識にもっています。
電車内で座るときも混んでいなければ隣の人とひとつ開けて座りますよね。
満員電車などでどうしようもないときは仕方ありませんが、人は誰でも自分のパーソナルゾーンを守ろうとします。
パーソナルゾーンとは心理的な自分のプライベートスペースのこと。
このパーソナルゾーンは親密な相手ほど狭くなり、関係が薄い人ほど広くなります。
とくに安全な家から出て、外に一歩でるとそのパーソナルゾーンを守ろうとする防衛意識が強くなります。
ですが、満員電車などでは自分のパーソナルゾーンに他人が入ってくるのは仕方ないこと。
あなたはそのとき、スマホを見たり、本を読んだり、音楽を聞いたり、窓の外を眺めたり、目を閉じてうつむいていないでしょうか?
これは、自分のパーソナルゾーンに他人が入ってきている不快さを別のものに集中させて無意識をそらそうとしているからです。
笑顔でガラリと変わる印象
他人とコミュニケーションをとるにはどうしても相手のパーソナルゾーンに入っていかなければいけません。
しかし、その前に遠くからでもできることがひとつだけあります。
それが、笑顔です。
そこで、他人が挨拶をしながら、あなたのパーソナルゾーンに近づいてきた場合を考えてみましょう。
※相手が笑顔なしと笑顔ありではどう感じますか?
<笑顔なし>
やあ!
(な、なんか、いやな感じだな・・)
<笑顔あり>
やあ!
(ホッ・・)
このように、相手が無表情でパーソナルゾーンに近づいてくると威圧的で警戒心をもちます。
ですが、相手が笑顔ならば、パーソナルゾーンに近づいてきても安心感がもてますよね。
なぜでしょうか?
それは、他人に対しては必ず防衛本能が働くため、まず相手の外見の雰囲気で判断をするから。
しかも・・!!
私たちが他人を決めている印象のほとんどがじつは外見の雰囲気なのです。
え?話し方が38%で、内容はたったの7%?!
そうだよ!だから笑顔はコミュニケーションの基本中の基本なんだ
じゃ、話し方や内容に悩む前にまず笑顔じゃなきゃ意味ないんだ
そうだね。それには普段からの練習が必要だよ
うさきち先生の言うように普段から笑顔を作る練習をどうしていけばよいのでしょうか?
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まずは家族を相手に
もっとも気を許せる相手から笑顔の練習を始めましょう。
それは、家族ですよね。
※普段、家族とかわす、「おはよう」、「おやすみ」などの言葉に笑顔をつけてみましょう。
おやすみ
おやすみ
家族に笑顔で挨拶するのは少し照れくさいかもしれませんが、他人とちがい「どう思われているのか!」と深く評価を気にする必要がありません。
少しずつで良いので笑顔を作ってみましょう。
外出時は笑顔のチャンス!
私たちは基本、家と会社(学校)の往復の毎日であり、親密になる人間関係は一生のうち限られた人だけです。
しかし、日々生活をしていく中で、じつにたくさんの人とすれ違いますよね。
たとえば、ランチに入った時のお店の人、買い物の時のレジを打ちの人・・・などなど。
たとえ、その場かぎりでも、たくさんの人たちと顔を合わせる機会があるものです。
じつはこの多くの「そのとき限りだけの人たち」が私たちの人生に大きな影響を及ぼします。
なぜなら接する数でいえば、家族や身近な人物よりも圧倒的に多数だからです。
それに、一期一会という言葉をご存知ですよね?
その場かぎりだけだと思っている人に対しても心を込めて接すること。
そうしていくと、もしかしたら・・・
その後、その人があなたの人生にとって欠かせない大切な存在になる可能性だってあるのですから・・・
笑顔は周りとあなた自身を安心させる!
笑顔とは魔法のようなもの。
たとえ言葉が通じない外国の人とでも、笑顔さえあれば安心感を与え合うことができます。
コミュ障の人はどうしても「何を話せばいいのだろう!?」と話の内容ばかりに気をとられがちに。
しかし、
まずは笑顔を向けることを第一に考えましょう。
笑顔は、他人に親近感を与え、そしてあなた自身の心にも大きな安心感を与えることができるのです。
このように、コミュニケーションに笑顔が必要な理由とは・・
あなたの人生の運命を良い方向へ変えてくれる重要なツールだからなのです。
笑顔は魔法!
笑顔が人生を変えていく!