コミュ障のほとんどの人が「自分は話ベタだ」と思っていないでしょうか?

そして話ベタよりもペラペラと話せる人の方がコミュニケーションに有利だと思っていないでしょうか?

いいえ、それはちがいます。

大切なのは本当に伝えたい気持ちが相手に届くかどうか?

それだけなのです。

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内向的タイプは思考に時間がかかる

コミュ障の多くの人は性格が内向的タイプです。

しかし、内向的タイプは外交的タイプとちがって友達は少なくても深く親密な関係を築ける傾向があります。

それはなぜでしょうか?

 

内向的タイプは外交的タイプのようにペラペラと言葉が出てきません。

なぜなら言葉を発する前に・・

 

 

堀内さん堀内さん

(えーっと・・・この場合は・・・)

 

 

松山くん松山くん

(んー・・伝えたいことがまとまらない・・)

 

 

このように内向的タイプは自分の考えをまとめるのにとても時間がかかります。

 

しかし、これは悪いことではありません。

 

なぜなら、内向的タイプは言葉を慎重に選ぶため、相手と会話が進めば、とても思慮深い発言ができるからです。

そのため、深い会話になり、相手と親密な関係を築くことができるのです。

 

さらに話ベタであるということ・・

それは、むしろ好感をあげるポイントにもなります。

人は不完全さを好む

人は誰でもどこかしら自分に不完全さがあることを自覚しています。

 

もしも、目の前に完璧に見える人が現れたらどうでしょうか?

 

松山くん松山くん

とっつきにくいよ、自分とは次元がちがう

 

そうですよね

そう思ってしまいますよね。

 

人と人が仲良くなるにはいかに共感できるか?ということが大切です。

 

それなのに相手があまりにも完璧すぎてしまえば、共感することが難しくなりますよね。

 

たとえば、テレビに出てくる外国人タレント。

彼らはたどたどしい日本語ですが、それが逆に魅力的にみえないでしょうか?

 

なぜなら、言葉がたどたどしくても「伝えたい!」という気持ちが見えるから好感がもてるのです。

 

そして、「伝えたい」という気持ちは誰もが持っている感情・・

 

たどたどしく不完全だからこと逆に共感するこができるのです。

「伝えたい」という気持ちが大切

私たちは言葉だけで他人と意思疎通をしているわけではありません。

目線やしぐさなどでも相手の思っていることを感じることができますよね。

 

※たとえ、あなたの口からスラスラと言葉が出てこなくても、相手には・・

 

松山くん松山くん

えっと・・だから・・それは・・それは・・

 

 

友達

(ん?なんか大切なことを伝えたいんだな?)

 

相手はあなたの雰囲気を感じとり、耳を傾けてくれる姿勢になるはずです。

 

会話は決して大きな声が相手に届くわけではありません。

 

重要なのは相手が「自分にとってその話を聞く価値があるのかどうか?」ということです。

 

「伝えたい」

 

この思いがしっかりとあなたから出ていれば、相手は耳を傾けるし、待ってくれるのです。


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遮断してしまうクセをなくそう

コミュ障であり話ベタの人の最大の悪いクセは自分の思いを遮断してしまうことです。

 

※たとえば・・

 

友達

何か他に良いやり方あると思う?

 

 

松山くん松山くん

え?あ、ああ・・そうだな・・

 

 

友達

ん?なに?

 

 

松山くん松山くん

いや・・なんでもない

 

 

このように遮断してしまえば、そこで会話はストップすることに。

返事はイエスとノーだけではない

内向的タイプの人は自分の考えをまとめるのに時間がかかります。

そのうえ、会話のスピードが速いとついていけなくなり、なかなか自分の考えを口にすることができません。

そのため、ついつい自分の思いを遮断してしまうのです。

 

しかし、返事はイエスとノーだけではありません。

 

※さきほどの例でみてみましょう

 

友達

何か他に良いやり方あると思う?

 

 

松山くん松山くん

え?あ、ああ・・そうだな・・

 

 

友達

ん?なに?

 

 

松山くん松山くん

えっと・・少し考えさせてくれる?

 

 

友達

うん、わかった

 

 

このように返事はイエスとノーだけでなく「どちらでもない」という中間の返事もあるのです。

 

「少し考えさせてほしい」

 

この返事はとても大切であり、相手との関係を続ける生命線でもあります。

 

もしも自分の気持ちを伝えることをあきらめて遮断すればそこで終わってしまう関係がたくさんあるでしょう。

 

人生は一期一会。

それではもったいないですよね。

 

「返事はイエスとノーだけではない」

 

このことをしっかりと覚えておきましょう。

 

話ベタは決して不利にならない!

このように話ベタは、あなたが思っているほど人間関係にさほど影響はありません。

 

何よりも大切なのは「伝えたい」という気持ち。

 

その気持ちをあきらめないようにしましょう。

 

それがコミュニケーションの原動力でもあるのです。

 

大切なのは

「伝えたい」という気持ち!