前回の記事でも書きましたが、

性格が内向的タイプの場合、コミュ障になってしまうのは仕方ありません。

コミュ障だからダメだと勘違いしない!

 

しかも、今の社会ではコミュ障というだけでかなり生きづらくなるのも事実でしょう。

 

ですが、自分がコミュ障であると認めているあなたはとても勇気があります。

 

なぜなら、その苦手意識を逆にパワーに変えることが可能なのですから!

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つねに生まれ続けるさまざまな感情

 

私たちは五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を使って、いつも何らかの感情を生み出しています。

 

 

笑顔

今日は暖かく春らしくて気持ちいいなぁ

 

 

2

このランチすごく美味しい!

 

このようにいつも絶え間なく感情を生み出しています。

しかし、いつも良い感情ばかりではありませんよね。

 

とくに人間関係・・

 

 

22

あー!またあいつのせいでうまくいかない!むかつく!

 

 

24

なんであの人はいつもあんな言い方しかできないのかしら

 

このように、私たちの感情は人間関係ではとくに大きくゆらぐものです。

しかし、

人間関係の中で一番多く自分の感情を揺るがしている人物がいます・・

 

それは、自分自身です。

 

苦手意識は自分がふくらましている

コミュ障という苦手意識をもっている人にとって、一番やっかいな相手は自分自身に他なりません。

 

ですからまず自分自身ときちんと向き合うことが何よりも大切です。

なぜなら、コミュ障に限らず、何らかの苦手意識をもっている人は自分自身をドンドン責めていくクセがあるからです。

 

そうすると最初は小さかった苦手意識はますます大きくふくらんでいくことに・・。

 

どうしてこんなことになってしまうのでしょうか?

 

それは最初のきっかけの受け取り方によって決まります。

きっかけは外側からやってくる

苦手意識は最初から自分の中にあったわけではありません。

 

必ず最初は外側からやってきます

 

※たとえば、友達と過ごしているとき・・

 

友達

なんかいつもビクビクしてるよね?

 

 

堀内さん堀内さん

え?私が?そうかなぁ~

 

 

ある日、堀内さんは友達からこのように言われました。

そして、その友達と別れたあとも・・・

 

堀内さん堀内さん

私ってそんなに自信なさそうに見えているんだ・・

 

 

堀内さん堀内さん

そうだよね・・私っていつもウジウジしてるし・・

 

 

堀内さん堀内さん

そう・・私って・・いつも・・いつも

 

 

うさきち先生うさきち先生

ストップ!!!

 

 

堀内さん堀内さん

え?なに?

 

 

うさきち先生うさきち先生

自分で自分をいじめちゃだめだよ

 

 

堀内さん堀内さん

え?だって・・・

 

 

うさきち先生のストップが入りました。

うさきち先生の言う「自分で自分をいじめちゃだめ」とはどういう意味でしょうか?


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ドンドンふくらむ苦手意識

堀内さんはどうして自分自身をドンドン責めていったのでしょうか?

思い出してみましょう。

きっかけは友達の言葉でしたよね。

 

感情とはコップの中に入っている水にたとえることができます。

 

 

何らかの感情が生まれるというのは、外側から石を投げ込まれるようなものです。

 

つまり、友達から言われたイヤな言葉が堀内さんのコップに投げ込まれました。

 

堀内さんの心(コップの感情という水)でイヤな波紋が生まれます。

 

しかし、波紋はずっとは続きません。

 

それは一瞬のことであり、しばらくすれば消えていきます。

 

 

ですが、堀内さんのコップにはずっとイヤな波紋が広がり続けましたよね。

 

どうしてでしょうか?

 

それは、

堀内さん自身で次々とイヤな気持ちになる石を自分の心のコップに投げ入れ続けたからです。

 

そう、自分自身で・・・。

せっかく最初の波紋はすでに消えているのにです!

 

そしてイヤな感情の波紋はずっと続いていくことに。

 

 

投げる石は変えることができる

苦手意識をふくらませたい人なんていませんよね。

ただ無意識にそのようになってしまうのが悪いクセなのです。

 

では、もう無意識はもうやめにして、自分で意識的に変えていきませんか?

 

方法は簡単です。

 

苦手意識を持ってしまうきっかけは確かに外側からやってきました。

 

しかし、そのあともイヤな気持ちになる石を投げ続け、さらにふくらませてしまったのは自分自身でしたよね。

 

・・・ということは・・

投げる石の種類を自分で変えてやればいいのです。

 

 

堀内さん堀内さん

え?種類を変える???

 

言葉の意味は変えることができる

人によっては周りの評価など気にせずに、楽観的に生きている人がいるものです。

 

では、その人たちはどのようにしているのでしょうか?

 

それは、

外側から自分の心のコップに投げ込まれてくる石を上手に変えているのです。

 

たとえば、さきほど堀内さんが友達に投げ込まれた「ビクビクしているよね」という言葉の石、

これは「デリケートという石

または「慎重という石

というふうに変えても意味は同じですよね。

 

ほかの言葉の石も同じ意味の石に変えることができます。

 

このように外側から投げ込まれる石を自分で同じ意味の石に変えてしまいましょう。

 

しかし、注意することがひとつあります。

 

それは、外側から投げ込まれた石の波紋が静まるまで待ってから・・ということ。

 

■悲しい波紋などがおこったときは静まるまで思いっきり泣く・・

■悔しい波紋がおこったときは静まるまで思いっきり悔しがる・・

 

しばらくすれば最初に投げ込まれたこれらの波紋は静まっていくでしょう。

 

そしたら、じょじょに自分の石を投げいれていくのです。

 

すると・・

イヤな感情で染まっていた水の色が、あなたの落ち着く心の色に変わっていくでしょう。

 

 

いぜん、世間からよくバッシングされるある芸能人がこんなことを言っていました。

 

笑顔

僕のことをバッシングしてくる人は僕のファン!なぜならそれだけ興味をもってくれているから!

これは、「バッシングという石」を上手に「興味をもってくれているという石」に変えているのです。

そのため、彼の心(コップの水)にはイヤな感情の波紋がおきません。

 

これと同じことが誰でもできるはずです。

そして、

これが苦手意識をふくらませないコツでもあるのです。

 

コミュ障という苦手意識をパワーに変える!

あなたがコミュ障だと思ってしまった原因が必ずあるはずです。

それは子供の頃に親に言われたきたある言葉かもしれません。

または、大人になった今でもたびたび周りから言われている言葉かもしれません。

 

外側から相手が投げかけてくる言葉そのものは変えることができません。

 

しかし、

あなたがその言葉をどのように受け止めるかは自由なのです!

 

そこには何の制約もありません。

完全にあなたの自由です。

 

コミュ障を克服するには、まず自分自身でその苦手意識をふくらませないことです。

 

他人を変えることは絶対にできません。

 

でも、自分の心(コップの水)は自分でいくらでも変えることができるのです。

 

外側からの言葉を自分の言葉に変えれば

苦手意識はふくらまない!