コミュ障の人が相手との会話中でおちいりやすい誤解が、
「何を話していいのかわからない!」
と、思ってしまうこと。
「この場面では何て話せばいいのか?」
「こんなことを話すと相手はイヤな顔しないだろうか?」
つまり「自分が何を話せばいいのか?」で頭の中がいっぱいになっていませんか?
しかし、実際は「どう話すか?」よりも、もっと重要なことがあります
それは・・・「聞くこと」
上手なコミュニケーションをとるために、まずは聞くコツを覚えていきましょう!
今回は「受け入れる」です!
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まず相手に関心をもとう!
コミュニケーションの基本は相手と会話をすることです。
会話をキャッチボールにたとえてみましょう。
コミュ障の人は「何を話せばいいのか?」つまり、相手にどんなボールを投げていいのか悩むところでつまづいてしまいます。
ですが、まず、相手がどんなボールを投げてくるのかに関心をもってみましょう。
以前の記事でも書きましたが、相手は自分とはちがう世界にいる存在です。
なので、相手を理解しよう!とは思わず、「こんな考えをもっているんだ」と知るだけで良いのです。
それはつまり、相手に対して関心をもつこと。
会話のキャッチボールをする時に、自分の投げるボールよりも、相手がどんなボールを投げてくるのか?に集中してみましょう。
でも、他人の話ってあまり興味がもてないんだよなぁ
じゃあ、ちがう世界を探検するような気持ちになってみたらどう?
ちがう世界を探検?
うさきち先生の「ちがう世界を探検するような気持ち」とはどういう感じなのでしょうか?
他人が同じ世界にいると思うから腹が立つ
私たちが他人とのコミュニケーションで、うまくいかなくてイライラしたり、腹が立つのはどんな場合でしょうか?
そのほとんどが、
相手が「自分の考えを否定してきたり、行動してきたりすること」ですよね。
自分だったらこんなことは言わない・・
自分だったらこんな行動はとらない・・
このようにあなたが思ってしまうのは、「相手が自分と同じ世界にいる」ということが元になっています。
ですが、人は誰でも自分の五感でしか周りを感じることができません。
相手の目を借りて、耳を借りて、周りを見るなんてことは不可能ですよね。
ですから・・
相手は自分とはちがう世界をみている
このことを意識するだけで、イライラしたり、腹の立つことも減り、グンと楽になるのです。
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ちがう世界には好奇心がもてる
相手はちがう世界をみている
このことを意識すると、好奇心も沸いてきませんか?
たとえば、私たちがインターネットなので色々な情報を検索する大きな理由のひとつとして、「自分が知らない世界を感じてみたい」という気持ちがありますよね。
一生涯にわたって自分が体験できる事柄はごくわずかです。
だからこそ、私たちは自分が知らない世界に対して興味を持つことで疑似体験しようとしているのではないでしょうか?
リアルで他人と会話する時も、「自分の知らない世界の情報」として聞くようにすると好奇心がもてます。
そして、自然と好奇心がもてるようになったらしめたもの。
たとえ、同じ映画を観たり、同じ本を読んだ感想で、意見が食い違っても、
たとえ、誰かの愚痴であったり、不満であったとしても、
ふうん、そんな考え方もあるんだなぁ
このように、もっとラクに向き合うことができるようになるでしょう。
受け入れてラクに聞こう!
相手の話に関心をもつ
ということは、相手を受け入れること。
あなたが関心をもって聞いていると、それは話している相手にも確実に伝わります。
そして自分の話に関心をもって聞いてくれるあなたに好感をもつでしょう。
このように、会話というキャッチボールで大切なのは、まず相手が投げてくるボールに関心をもつこと。
決して・・
相手の話に対して、「どう返そうか?何を話そうか?」と思わなくても良いのです。
まずは「相手の世界に関心をもつ」という受け入れの姿勢で話を聞くこと。
あせらずに、もっとラクになって、そこから始めてみましょう。
会話の聞くコツの第一は
相手を「受け入れる」こと